企画マン採用試験
優秀な人材ほど、御社に惚れる。
笑えない話があります。ある中学校で生徒に課題を与えると、クラスに
2、3人は、まったく同じレポートを提出してくるという。
私もよくやった(笑)“宿題の写し”ではなく、ネットから検索した情報を
そのままレポートにしただけであるという。
これは、中学校だけでなく、大学でも多いという。
(私のメルマガを卒論や論文、ビジネスコンテストに利用して、
後日、丁寧に報告してくる学生も少なくありませんが…)
考える力のある人材を採用したいと希望する経営者は多いでしょう。そこで、
こんな方法を採用試験にしたら、力の差が目に見えてわかると思います。
『企画マン採用試験』
1.最初に、会社概要を説明します。
会社の方針や事業領域、今もっとも力を入れている分野や、
課題の多い事業など。決していいことばかりではなく、
差し支えない程度に負の情報も提供します。
2.採用試験当日の新聞を学生に配ります。
その時、A3用紙一枚と色ペン、はさみ、のりも渡します。
「では、これから2時間以内で、本日の新聞を読み取り、
貴方が御社へ提案する企画書を制作してください。
分野は問いません。しかし、一つ条件があります。
必ずこの新聞(本日)の記事が企画の起点であること。
“この企画はこの記事のこういう背景を踏まえて…”
と説明できることが条件です」
3.2時間、参加者は絵や切り抜きを使って、思い思いの企画を
A3用紙一枚に表現します。
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